2019-05-11 BLUE 醒めないで欲しかった夢を また鈍い朝日が叩く 今日変われなかったら、と 今日も変わらず心中が傷む まっすぐ線を引く 飛び越えるどころか 辿ることさえ出来ずにいる 踏切が降りる 快速は定刻 休息は低速 上滑りしてるんだ いつかの陽炎の そのむこうに私たちのアオがある 花びらと散る 缶チューハイの泡 爪先 いまはまだ揺らめいて不確かだけれど いつかの陽炎に よく似た私たちの理想がある もしもあなたが望むのなら 共に揺らめいて消えてしまおう