One Night STAND -EXTRA-(ヤマトパンクスを褒めちぎる・その2)


んにちは。

久し振りにライブレポ?的な?ものを書こうと思いますが、別に音楽サイトのライターでもないので主観しか無いし求められているものが書いてあるとは限らないので、ふーんってくらいに読んでいただければ。全部書く忍耐強さは恐らくないと思うので、ひとまず一番観たかったあのバンドを中心に書きます。

 

 

今回はこれ。

【One Night STAND -EXTRA-】

ある一夜。舞台は渋谷・ライブハウス。
隔月最終水曜日に行ってきた「One Night STAND」、 1周年を記念したスペシャルライブイベント 「One Night STAND -EXTRA- 」開催します。

2020年2月22日

SHIBUYA CLUB QUATTRO

PONYCANYON Presents One Night STANDonenightstand-live.com

 

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ライブ自体が相当久しぶりだった。たぶん去年のトーキョーコーリング以来だと思う。巷を騒がせているコロナウイルスの影響が心配だったが、予定通り開催してくれた。約半年ぶりくらいか。仕事の都合で行けないのが続いて、ライブ自体に対する執着というかアンテナが鈍くなっていたから、はじめは本当に今日ライブがあるのか実感が湧かなかった。

クアトロは実は初めてのライブハウスだった。階段で4階まで上がり、ロッカーに荷物を預け、整理番号が呼ばれるのを待つ。当日の二週間くらい前まで行けるかどうか分からなかったので、整理番号は400番代後半。入場のときに聞かれたお目当てのバンドはPK shampooと答えた。

ドリンクチケットを交換してハイボールを飲み、低音の響きが床を揺らして、空気を揺らして、全身に伝わる。暗くてスモックのかかる空気の中に照明が刺さる。だんだん実感が湧いてくる。ツイッターで見かけたことある人にも何人か会えた。来てよかった。

 

今回の出演は、以下のとおり。

PK shampoo/時速36km/CRYAMY/SUP/Mega Shinnosuke/ircle/ミイラズ/SOMETIME'S 

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一目でわかる、やばい夜になるという確信。

どのバンドもいまノリに乗ってるが、一番のお目当てはPK shampoo。確かに他のバンドも好きだしよく聴くけれど、やっぱりね、気合の入った記事を二本書いたことがあるくらいだし、このバンドが一番好きだ。

 

トリを任され、セッティングにメンバーが現れた時点でフロアから歓声が上がる。みるみるうちに観客が集まり、熱気が渦巻く。そして泥酔のヤマトパンクス。観客も、PKのバンドTシャツを着ていた人が多かったような気がする。バイアスかかってるかもしれんが。

 

ポケモンのSEで現れたヤマトパンクスの「今日のラスボス、PK shampooです」で始まる夜間通用口。作った本人はあまり気に入っていないようだが、人気のある一曲だ。出演陣が次々にダイブする光景は、観てて嬉しかった。

最近あの界隈のバンドについてあまり良くない話の憶測が飛び交って、僕含めいろいろ不安になったり心配したりしている人が多くいたと思うが、バンドマンが仲間の曲でくしゃくしゃの笑顔ではしゃぐ姿を見れば、必要以上の心配は要らないんだな、と思う。それを観て不敵に笑うヤマトパンクスは、まさにラスボスであり、主人公だった。

 

それにしても、彼は今までにないバンドマン像だ。いや、バンドマンとか、ミュージャンとか、そう言った言葉には収まりきらない。

この日のライブを振り返り、

多分俺、あんまり音楽とかバンド、好きじゃなくて、情熱とかも全然ないんだけど、今日は、まぁ、そういうの続けてて良かったなぁ、とか、柄にもなく、思ってしまったかもですね。あくまで多少だが。

とツイートを投稿している。

 

そもそも、凡そバンドマンと言われる人々は音楽が好きだとか、救われたとか、音楽があったから人間になったみたいな、要は何かしら音楽そのものに対する執着や情熱がある。

一方、彼ヤマトパンクスは大して情熱があるわけでもなく、暇だったからバンドでもする〜?みたいなノリで始まったものがここまで大きくなっている。完全に「???」である。そして口ではそんなこと言いつつも、技法的な話の知識は十分に持っているし、一度手をつけたものへのこだわりが凄まじい。

 

なんでそんな奴が、あんなにもフロアを沸かせられるのか。ファンは魅了され続けるのか。その答えは今回のライブで改めてよくわかった。

もちろん曲の良さはある。初めてPK shampooの曲を聴いたときの衝撃は忘れられない。あの感覚は他のバンドには絶対に出すことが出来ない。どうも私の筆では語ることが出来ないのだが、曲を聴いたことがある人、PK shampooの音楽が好きな人には絶対に伝わると思う。

だがしかし、なんと言ってもやはり、フロントマンであるヤマトパンクスのカリスマ性、主人公力が圧倒的なのだ。

俺の人生の全てが詰まっている、と始まったアンコールの京都線。CRYAMYのカワノが歌い、ヤマトパンクスがダイブする。アウトロでは出演バンドに対し一つずつ感謝の言葉を発していた。留年してても、アル中でも、ADHDでも、周りに人を惹きつけるちからは、こういったところからも滲み出ていた。

 

四月にはシングル「新世界望遠圧縮」のリリースを予定しており、いまからわくわくが止まらない。全国7箇所を回るリリースツアーも予定されている。ただ、酒飲みの感覚で予定組むからゴールデンウィーク直後とか平日ばっかりなのはどうにかしてくれ。。笑

行けるかな。また行きたいな。

 

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▼発売日:2020/04/08(水)
▼品番:FWWW-003
▼価格:1,000円(+税)
▼収録曲
1.新世界望遠圧縮
2.3D/Biela
3.夜間通用口

 

 

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▼タイトル:PK shampoo Release Tour「銀河巡礼」
▼前売り:2,500円(D代別)
※オールスタンディング
▼一般発売
2020年3月14日(土) 10:00

▼オフィシャルサイト先行
2月12日(水)20:00〜 2/24 (月祝)23:59
URL : https://w.pia.jp/t/pkshampoo/

▼ツアースケジュール
2020年4月28日(火)
会場:心斎橋 火影
OPEN/START : 18:30/19:00
問合せ:火影 06-6211-2855

2020年5月6日(水)
会場:下北沢Shelter
OPEN/START : 18:30/19:00
問合せ:Shelter 03-3466-7430

2020年5月7日(木)
会場:仙台 enn 3rd
OPEN/START : 18:30/19:00
問合せ:enn 3rd 022-212-2678

2020年5月21日(木)
会場:池下CLUB UPSET
OPEN/START : 18:30/19:00
問合せ:CLUB UPSET 052-763-5439

2020年5月28日(木)
会場:岡山ペパーランド
OPEN/START : 18:30/19:00
問合せ:ペパーランド 086-253-9758

2020年5月29日(金)
会場:福岡graf
OPEN/START : 18:30/19:00
問合せ:graf 092-733-1199

2020年6月5日(金)
会場:札幌COLONY
OPEN/START : 18:30/19:00
問合せ:COLONY 011-532-3329

 

 セカンドシングル発売決定、7都市を廻るツアー開催 - PK shampoopkshampoo.com